(j)広げた外導体に少々の亀裂が生じても問題はないが、平滑に仕上げるようにして、ケーブル内導体には、傷、打痕等が生じないように注意する。 (k)外導体を広げる作業が終了したら、広げた部分の外導体が外導体クランプ径よりはみださないようにやすりをかけて整形する。(図3・24参照) 切粉がケーブル内に入らないように内外導体間にウエスを詰める。詰めこんだウエスは作業後必ず取り出す。 図3・24
(1)次に、内外導体差ゲージをケーブルクランプに当てる。完全に内外導体差ゲージが取り付いていることを確認する意味で、図3・25に示すように軽く小ハンマでたたくとよい。 図3・25
(m)ゲージからはみ出している内導体を糸のこて切断し、端面をやすりで仕上げる。この作業が終わるまで、ゲージは外さずにガイドとして使うとよい。
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